正直言って、地味だしキツイ仕事ですよ でも
誇りが持てる現場だし、会社はその誇りを大事にしてくれる
作業風景1
技術を身につけ、この手でしっかり
ライフラインをつなぎたい
作業風景2
作業風景3
実績
安全、安心を見守り続ける熟練の
眼差し

●あなたの仕事に達成感はありますか

 そう聞かれて、ちょっと考えました。世の中の仕事は実に千差万
別で、「達成感」という心のモノサシひとつでは測ることのできな
い世界もあると思うのです。たとえば私たちの仕事です。
 管工事の仕事は、製品作りのように質量で表せる目標というもの
を持ちません。決められた工期内に計画どおりのライフラインをは
りめぐらせて、かつ、痕跡は残さず、何事もなかったかように元に
戻しておくというように、成果が隠れているのが完成形です。
 しかもガスには万が一の間違いも許されませんし、管をつないで
ガスが流れだす瞬間、どんな現場にも必ず緊張の山場がやってきま
す。これをやり終えたとき、作業に従事した人だけがその緊張から
解き放たれて、ホッと一息つくのです。

●安堵感

 それがこの仕事に見合った唯一のモノサシかもしれません。
 私たちの仕事に興味を持ち、ともに志していく人には、まずはそ
れを知っておいてほしいのです。
 そして長年の現場から一言付け加えるとするならば、この安堵感
こそが心の滋養になり、「あしたも頑張ろう」という糧に転化して
いく種なのです。
 「あの地域の暮らしの一端は自分の仕事が支えている、あの店も
この施設もすべて」と、人びとの笑顔にふれながら、仲間はひそか
に胸を張ります。
 汗まみれ、泥まみれで働く現場を世間の人はだれも知らない、で
もそれでいいのだと、経験を重ねることで受け入れていく心。もち
ろん会社は、働く人たちのそうした自負をすべて、処遇でもって受
け止めています。
 世の中の暮らしが私たちの手で知らず知らずのうちに便利になっ
て、そして安全と安心がしっかりと保たれている証として、ふだん
私たちの存在は忘れられている。これこそが、この仕事の理想だと
考えています。
 人々の暮らしを支える。大きなやりがいです。